僕の中の僕が嗤う。
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タイトルは単に最近読んだ本です。
言わずと知れた太宰治です。画像は、赤司君が一番似合うかなーという勝手な印象。
少佐でも良かった。
「晩年」は学生時代に買って、撫でる程度で放置していたので読み直しました。
作品には書いた人の人間性が表れると思いますが、流石、遺書のつもりで書いたと言うだけあってすごい色濃いなと思いました。
二面性というか、葛藤というかが見て取れます。
でも、それって表現する人なら、あるいは人間なら、誰しも持っているであろう葛藤じゃないかなという気がします。少なくとも私はある。
作品を書きたいという情熱、自分の作品あるいは自分自身は傑出しているのではないかという自尊心、いや、それはただの勘違いかもしれぬという不安、人の眼……そんなようなことが渦巻いているような気がしました。
ぶつぎりで時間あけて読んでしまったのでまたゆっくり読み返したいです。
最近再び読書したい熱が高まってます。
今度はちょっと前の直木賞「漂砂のうたう」読み始めました。
今年のを読めよ、というところですが話題になると読む気がなくなる病。
とうらぶにはまってるから歴史小説にいこうという安直な選択。
歴史小説といば「竜馬がゆく」とかすらも読んでないなぁ。「壬生義士伝」も読みたい。
幕末ばっかだな。「しゃばけ」も面白そう。
あと全然関係ないけど、恩田陸さんの常野物語シリーズも気になる。
そして今更だけど「そして誰もいなくなった」が読みたくなった!!!
単なる読書日記っていうか読みたい本リストになっちゃってすみません。
ほら、秋だから!読書の秋!!
しかし、仕事上秋は精神的に追い込まれる季節です…。何冊読めるかなぁ。